教育・研究活動
研究開発

杉山 寛行(兼任室員・教授)

■研究開発事項

  1. 附属図書館所蔵漢籍の調査・目録作成とDB化、及び資料活用の高度化をめざすための研究開発
  2. 伊藤圭介と尾張本草学・医学

■研究開発概況(テーマごとの課題内容と成果、今後の課題等)

1. 附属図書館所蔵漢籍の調査・目録作成とDB化、及び資料活用の高度化をめざすための研究開発

2001・2002年度ともに、和漢古典籍整理委員会(委員長杉山寛行)の課題の一環として、名古屋大学所蔵の漢籍の調査をおこないDB化への基礎作業をすすめた。名古屋大学附属図書館設置の特殊形態資料室、青木正児文庫などの調査を完了し(漢籍部分。国書については国書班が作業をすすめている)、さらに文学部所蔵漢籍の精査をすすめた。
今後の課題としては、漢籍目録作成のための作業とともに、調査結果の公表とその活用のためのシステムづくりを課題としている。
なお2002年8月10日~27日の間、中国吉林大学逸夫図書館にて明清時代の書籍調査をおこなった。

2. 伊藤圭介と尾張本草学・医学

2001・2002年度は、伊藤圭介の医学思想の検討のために、まず広く当時の医学思想を検討することを課題とした。取り上げた対象は古方派の中心的理論家中西深斎であり、彼の著書『傷寒論辨正』である。広い層での検討を可能にするため、同書の訳注を提供することとし、その成果の一部は「研究開発室年報」に掲載予定した。
2003年度には「伊藤圭介生誕200年記念展覧会・講演会」を企画し、準備を進めている。

■成果のリスト

[論文等]

  1. 中西深斎『傷寒論辨正』訳注稿(一). 名古屋大学附属図書館研究年報第1号, 2003年3月

[講演等]

  1. 講演「中国人のものの考え方と中国医学」. 第6回漢方医学と気のセミナー(株式会社ツムラ主催),2003年1月25日

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